TOEICのスコアを分析してみた
サマリー
前回のエントリで、「私はリスニングが弱い」と書きましたが、もう少し詳しくスコアのを分析してみたいと思います。
データ
使う表は以下の3つの表です。
表1は、TOEIC得点集計表です。表2はTOEICの問題Partリストです。表3は、AM(ABILITIES MEASURED)と問題Partリストのマッピングです。このマッピングは公式には出てないため、ネットで調べて作った自作表ですw
■表1:TOEIC得点集計表(SCORE & ABILITIES MEASURED)
※画像をクリックして「オリジナルサイズで表示」をクリックすると拡大して表示できます。
■表2:TOEIC問題Partリスト
- リスニング
- Part 1 : 写真描写問題
- Part 2 : 応答問題
- Part 3 : 会話問題
- Part 4 : 説明文問題
- リーディング
- Part 5 : 短文穴埋め問題
- Part 6 : 長文穴埋め問題
- Part 7 : 読解問題
- ■表3:AMと問題Partマッピング
AM | TOEIC公式フレーズ | 問題Part |
---|---|---|
L1 | 短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる | PART1と2で易しい問題 |
L2 | 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる | PART3と4で易しい問題 |
L3 | 短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる | PART1と2で難しい問題 |
L4 | 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる | PART3と4で難しい問題 |
R1 | 文書の中の情報をもとに推測できる | PART7 |
R2 | 文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる | PART7 |
R3 | ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる | PART7 |
R4 | 語彙が理解できる | PART5と6と7 |
R5 | 文法が理解できる | PART5と6 |
以上の表を、4つの側面から分析してみたいと思います。
分析
傾向分析①~④を順に見ていきます。(表1の「傾向分析」の列を参照)
- ① : トータル点数だけ見ると、リスニングの平均点数がリーディングより約50点低いことがわかります。
- ② : リスニングの内訳を見ると、リーディングに比べて、特にL1とL4が平均70%程度と低めな傾向が出ています。すなわち、Part1,2の易しい問題と、Part3,4の難しい問題に弱い、という傾向です。
- ③ : ここはPart7に相当する部分で、平均85%程度をコンスタントに維持しています。そんなに難しくはないイメージなのですが、いつも時間切れで数問落とします。
- ④ : ここはPart5,6,7で特にPart5に相当する部分ですが、平均80%程度をコンスタントに維持しています。判るものは判るし、判らないものは当てずっぽうにマークしてる感じです。
対策
- ① : については、リーディングに比べ、リスニングが低いので、こちらを底上げします。具体的には、公式問題集をやって、今までろくにやってこなかった(ェ、問題の傾向対策を実施したいと思います。
- ② : これは、Part1,2,3,4全部対策しないといけないということになるでしょうか。あまりピンポイントな対策が思いつきませんが、リスニングはいつも、話者が何を言ってるか判る問題と判らない問題がはっきりしているので、TEDでリスニングに慣れて、これを何言ってるか判る問題がほとんどという状態にすれば、正答率が上がることが考えられます。
- ③ : Part7は難しくはないものの、時間切れでいつも数問落とすので、早く解く練習をすれば得点アップにつながると考えられます。
- ④ : 語彙・文法については、今回はリスニング重視ということで、公式問題集を解いて知識を増やす程度にします。それ以外にやるとしたら、何やればいいんですかねw 今までは「1日1分レッスン!新TOEICTest」を1冊やったぐらいで、これと言って対策をしたことがありません。澄子先生の千本ノックシリーズでもやればいいんでしょうかw 要調査ですね。
まとめ
- 方針
- リスニング問題の傾向対策をメインにやる
- やり方
- リスニング
- 公式問題集で、リスニング問題の傾向と対策を実施する
- TEDでリスニング慣れする
- リーディング
- 公式問題集で、Part7を短時間で正解する方法を練習する
- 公式問題集で、文法・語彙問題用の知識を習得する
- リスニング
- 予想される結果
- リスニングで過去問と同じパターンの問題が解ける
- リスニング問題で何言ってるか判らない問題が減る
- リーディング問題のPart7が時間内に解き終わる
- リーディング問題の語彙・文法問題で解ける問題が増える
- 結果達成指標
- リスニング問題で430点達成(+100点)
- リーディング問題で430点達成(+50点)
- ゴール
- トータルで860点達成(+150点)
『TOEICで860点を取るブログ』を始めた理由
はてなブログで何かやりたい
はてなブログで何か始めたいと色々考えたが、TOEICの勉強をテーマにブログを書いてみたいと思う。
別にTOEIC限定じゃなくてもいいけど、ブログの内容がひと目で判るタイトルのほうがいいし、複数ブログを作れるのがはてなブログの特徴なので、1テーマで書いてみます。
なぜTOEICか
なぜテーマがTOEIC限定かというと、「英語力の強化!」とかいうタイトルだとテーマがぼやけてしまうから。
TOEICを選んだ理由は、良くも悪くもメジャーだからというだけです。「英語ゲーム」でハイスコアをゲットしたいぐらいの感覚です。
なぜ860点を目指すか
「レベルA」って響きがなんかかっこいいじゃないですかw これまでの最高得点が745点なので、これに115点上積みするのは適度な目標だと思ったというのもあります。
どうやって860点を取るか
これまでの得点傾向から分析すると、私の場合、リスニングの点数が低いのでここを攻めます。
具体的には、以下の2つを実施する予定です。
なぜ公式問題集か
公式問題集はTOEIC界において最重要参考書として君臨しているのは知っていたのですが、サイズがでかくて扱いづらい上に高額で、解説もあまり親切そうには見えないという理由から、今まで敬遠していました。
ただ、食わず嫌いはよくないので、試しに一冊買ってみました。「最初に買うなら新しいvol.4」ということだったので、vol.4を買いました。
なぜTEDか
「内容が面白くて、何回も聞けて、シャドーイングしやすい、適度な長さのリスニング教材」という、私が求めていた教材にぴったりな気がしたからです。
どちらかというとTOEIC対策というよりかは、リスニング力向上のためにやってみたい。
次回受験に向けて
次回の受験は1月の予定なので、それに向けて、上記2つをやっていく予定です。そして、その過程と結果をこのブログに記述していきたいと思います。
他にやりたいもの
今回は上記2つに絞りましたが、次回やりたいことのメモ。
- TOEIC TEST リスニングの鉄則:今回成果が出なかった場合、TOEICのリスニングの問題の解き方を学び直したい
- TOEICテスト新公式問題集〈Vol.3〉:公式問題集が成果を出しやすかったら更に追加で練習したい
- Listen-IT:リスニング力強化向けに、音の聞きわけ練習というのをやってみたい。
- ラングリッチ:TEDを題材に会話するという学習方法は面白そうで続きそう。
- 音読パッケージ:どうも初学者向けっぽいので、労力対効果があるか不明だが、興味がある。
はてなブログ始めました
id:shachi_kk さんからご招待いただいた。
ブログって何書いたらいいんだろう。。。><